今世界中、日本でも盛り上がっている「VALORANT」Esportsの大会の新しい仕組みを知ることでより楽しむことができます。また、日本が出場するアジアのチーム全体を把握すると、日本以外に応援したくなるチームが出てくるかもしれません。
従来の大会から少し複雑な競技システムに変わったため、この記事で詳しく説明します。
[VALORANT]Riot Gamesの「VALORANT」Esportsの新計画とは
VALORANT Esportsとは
「VALORANT」(ヴァロラント)は、Riot Gamesが開発・運営している基本プレイ無料のファーストパーソン・シューティングゲーム (FPS)である。
ゲーミングPCがあれば基本プレイ無料なので、誰でも始められます!!
そして、「VALORANT」はクローズドβテストにおいてTwitchというゲーム配信媒体で最高同時視聴者数170万人を記録し、その後またたく間に2020年に最速で急成長したeスポーツタイトルとなったゲームになります。
なぜこんなに話題になったというと、世界的に流行していて今でもずっと人気のゲームLeague of Legendsを作成したあのRiot Gamesが初めて、FPSのゲームを作ったということで、リリース前からすでにゲームファンは盛り上がっておりました。
Riot Gamesはその後競技シーンの盛り上がりを推進するため、3つの競技レベル(Challengers/Masters/Champions)から構成される「VALORANT Champions Tour」を立ち上げています。これが従来の「VALORANT」における競技システムでした。このシステムは後程、詳しく説明致します。
新計画の意図
Riot Gamesの2023年に導入予定の新計画では、「VALORANT」のeスポーツシーンにおいて継続的・長期的に運営していく安定性を確立するため、選出チームとのあいだで長期的パートナーシップ契約を締結する。
そして2022年を通じて長期的パートナーの申請プロセスを進めていくようで、選出条件を満たすチームには1年単位の経済的支援、独自の限定インゲームコンテンツ・プロダクトのコラボレーション機会を提供するとしている。
つまりこの新計画の取り組みは、「VALORANT」のeスポーツの未来を長い目で見据えて、たくさんの人々に楽しんでもらい支えていきたいというメッセージ性が伝わりますね!
日本でも日本チーム“ZETA DIVISION”が世界3位という快挙を果たしたので、さらなるeスポーツの盛り上がりに期待です!!
新計画の概要
従来のVALORANT Champoins Tourは、国内大会、もしくは地域大会で優勝したチームに世界大会「Masters」への出場権利が与えられましたが、来年以降は選ばれたチームが出場するインターナショナルリーグから世界大会出場チームが決定する形になります。
大きく分けて何点に分けて説明します。
優勝までの流れ
競技シーンを主に以下の3つに分け、「グローバルイベント(世界大会)」、「」、「Challengers(国/地域大会)」を開催します。
- グローバルイベント(世界大会)
- インターナショナルリーグ(国際リーグ)
- Challengers(国/地域大会)
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つまり、Challengersとインターナショナルリーグという長い戦いを経て、やっと世界大会の切符グローバルイベントには出れるということです!
大分道のりが長い戦いになりそうですね💦
①最高峰レベルのインターナショナルリーグを新設
続いて先ほどの、インターナショナルリーグについてですが、地域を分けてリーグ化になります!!
地域を分けて以下の大きく分けて3つのリーグから合計約20地域で、試合は週ごとに継続的に行われます。
- 南北アメリカー4地域
- EMEA(ヨーロッパ)ー7地域
- アジア太平洋ー10地域→ここに日本が含まれます
また、シーズン中には国際イベントMastersが2回と、世界王者決定戦であるVALORANT Championsが開催されます。いずれのグローバルイベントも、インターナショナルリーグで優れた成績を残して出場権を獲得したチームのみが参加できます。
新たなゲーム内コンペティティブ体験
ゲーム内コンペティティブシステムも導入し、ゲーム内から世界大会に繋がる環境を提供し、「全てのプレイヤーが活躍できる競技シーン」を目指します。
あらゆるプレイヤーがVALORANTクライアント内から直接参加して、世界中の優れたプレイヤーが実力を示す場としてコンペティティブを位置づけるとのこと。
これはつまり誰でもプロゲーマーではない人でもチャンスがあるということです。
参加費無料
Riot GamesはVALORANTを世界最高のFPS競技へ成長させ、競技シーンを参加チームと共に成長させていくために、選出チームに長期的パートナーシップ参加費用は不要にするという宣言をしております。
Riot Games制作側陣コメント
ーJohn Needham氏 コメント(ライアットゲームズ プレジデント・オブ・eスポーツ)ー
「これらすべての要素が競技エコシステムの成長を促し、VALORANTの成長を新たなステージへと高めてくれると信じています。胸躍る熱戦、観衆の前で実施する新イベント、百万人単位のファンを夢中にさせる視聴体験を実現するため、私たちはトップレベルの競技環境構築に取り組んでいきます。過去10年間にLoL eスポーツ運営から得た教訓を総動員して、私たちはVALORANTを新たな多世代型競技へと高速進化させていきます。」
ーWhalen Rozelle氏 コメント(ライアットゲームズ ヘッド・オブ・eスポーツオペレーション)ー
「VALORANTでは、業界最高峰の管理体制と情熱を併せ持つチーム組織と共に”今もっとも刺激的なeスポーツ”の座を目指していきます。VALORANTの長期的パートナーシップモデルの設計においては、参加チームの事業継続性だけでなく、参加チームがVALORANT eスポーツの総合的な成長に合わせて事業拡大/構築していける仕組みも目指しました。選出チームに長期的パートナーシップ参加費用を求めないという決断も、長期的パートナーの成功を第一に考えてのものです。今後はパートナーチームが所属選手のサポートと、優れたコンテンツを生み出してファン層を拡大していくことにリソースを集中できるよう環境を整備していきます。」
まとめ
Riot Gamesがこの「VALORANT」Esportsの新計画にて「VALORANT」がより世界的有名になり、ずっとみんなが楽しめるFPSになることでさらにEsportsが盛り上げようと更なるeスポーツの躍進を図っていることがこの取り組みで伝わってきますね!
まだ世界的にみると日本のEsportsはまだまだですが、この取り組みで今日本で人気の「VALORANT」をもっと盛り上げて新規参入者を増やしてEsportsに興味がある方が増えてくれればと思います!
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